こんなことありませんか?
- 「自分の意見を英語で強く主張したいけど、語彙が足りない…」
- 「驚きや感動を英語で表すとき、どうしても単調になる…」
- 「“very”ばかり使っていて、語彙が貧弱に見える…」
英語では、感情や意見をどれだけ的確に、そして強調して伝えられるかが、表現力の差になります。感動、怒り、驚き、確信――それらを伝えるには「強調副詞(intensifying adverbs)」の使いこなしが欠かせません。
この記事では、意見や感情を強調する副詞と、その自然なコロケーション(単語の組み合わせ)について解説します。
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目次
意見や感情を強調する副詞とは?
感情を強く伝えたいとき、適切な副詞を使うことでよりリアルで印象的な表現になります。
主な強調副詞一覧
- absolutely(絶対に)
- completely(完全に)
- totally(まったく)
- utterly(徹底的に)
- deeply(深く)
- strongly(強く)
- truly(本当に)
- highly(非常に)
これらの副詞は、意見や感情と相性のよい形容詞や動詞と組み合わせることで、強い印象を与える表現になります。
強調副詞とよく使われるコロケーション
ネイティブスピーカーが自然に使うコロケーションを押さえることで、「伝わる英語」に近づきます。
代表的なコロケーション例
感情系
- absolutely delighted(心から嬉しい)
- completely shocked(完全にショックを受けた)
- utterly disappointed(ひどく失望した)
- deeply moved(深く感動した)
- totally amazed(とても驚いた)
意見・確信系
- strongly believe(強く信じている)
- truly think(本当にそう思う)
- firmly believe(固く信じている)
- highly recommend(非常におすすめする)
- strongly suggest(強く提案する)
例文:
- I was absolutely delighted with the result.
- She is completely shocked by the news.
- I strongly believe that everyone deserves a second chance.
- He highly recommends this method for beginners.
学習のポイント:副詞を軸に表現を広げる
強調副詞を起点に、よく使われるコロケーションをセットで覚えると、語彙が連想的に広がります。
実践法
- 感情や意見を表す日記やブログを英語で書く
- 英字記事の見出しや意見表現を集めて自分の語彙帳にする
- スピーキング練習で、自分の主張を強調して話す意識を持つ
第二言語習得論(SLA)でも、実際の文脈で使われるコロケーションを覚えることが語彙習得に効果的とされています。
まとめ:強調副詞で伝わる表現力を手に入れよう
- 強調副詞は、意見や感情を明確かつ印象的に伝える力を与えてくれます。
- コロケーションとセットで覚えることで、自然な英語が身につきます。
- 自分の感情や考えに当てはめて練習することで、表現力は飛躍的に向上します。
「very」だけに頼らず、豊かな語彙であなたの気持ちを伝えてみましょう!