- 英単語を覚えてもすぐに忘れてしまう。
- 単語帳を開いてもやる気が続かない。
- 英語を読むのが苦痛に感じる
――そんな経験、ありませんか?
英語初心者の多くが「語彙が増えない」という壁にぶつかります。
ですが、じつはその原因は「覚え方」にあるのです。そしてその解決策が、たった1日5分でできる“イラスト多読”にあります。
語彙が定着しない理由は「単語だけで覚えている」から
単語を1つずつ、意味だけで覚えようとすると、なかなか頭に残りません。
人の記憶は、意味や状況といっしょに覚えたものの方が、あとで思い出しやすくなる性質があります。
たとえば“apple”という単語を「リンゴ」とだけ覚えるよりも、「She eats an apple.(彼女はリンゴを食べる)」という文と絵がいっしょになっていると、自然に意味がわかり、記憶に残りやすくなるのです。
イラスト付きの多読で「意味を想像しながら読む」
“イラスト多読”は、シンプルな英語とイラストがセットになった読み物を、楽しみながら読み進める学習法です。
特徴は以下の3つです。
- 絵を見ることで、英語の意味がすぐに想像できる
- 文章の中で単語を読むので、自然な使い方が身につく
- 子どもの絵本のように、リラックスして読める
たとえば、“The cat is on the chair.”という文といっしょに、猫が椅子に乗っている絵が描かれていれば、“on”や“chair”の意味が感覚的に理解できます。
このように、英語を日本語に訳さずに「見てわかる」ことが、語彙を覚える近道になります。
学習の負担が少なく、毎日続けやすい
多読というと「たくさん読まなければならない」と思いがちですが、“イラスト多読”はむしろ1日5分からの「少しずつ読み」が効果的です。
1冊が数十語の英文から成るので、英語に苦手意識がある方でも無理なく続けられます。
また、「読めた!」という達成感が自信につながり、モチベーションも上がります。楽しく続けることが、語彙力アップのカギです。
実際の言葉にたくさん触れることで、語彙が自然と増える
英語を使えるようになるためには、できるだけ多くの英語にふれることが大切です。
そして、その英語が「意味のわかるもの」であることが重要です。イラスト付きの英語は、意味がつかみやすく、初心者でも理解しながら読むことができます。
また、絵の助けを借りることで、難しい文もスムーズに理解でき、英語を読むことへのハードルが下がります。
これが、英語にふれる時間を自然と増やすことにつながり、語彙もどんどん身についていきます。
実際に始めるには?おすすめの多読教材
初心者におすすめの“イラスト多読”教材としては、以下のようなものがあります。
どれもレベル別に構成されており、自分の英語力にあった絵本を選べます。
スマホで読めるものも多く、通勤時間やスキマ時間の学習にもぴったりです。
まとめ:イラスト多読は語彙習得の「入り口」として最適
- 単語は意味や文の中で覚えることで記憶に残る
- イラスト付きの多読は「理解」「記憶」「継続」のすべてに効果的
- 実際の英語にたくさんふれることで、語彙力は自然と伸びていく
- 1日5分の習慣で、英語が「わかる」「読める」喜びが積み重なる
英語学習のスタートでつまずかないために、“イラスト多読”というやさしい第一歩を、今日から始めてみませんか?