「whatsoever」は、英語で強調や否定を表す際に使用される副詞です。
この記事では、「whatsoever」の意味や使い方を説明します。
whatsoeverの意味と使い方
whatsoeverは、名詞や動詞を強調したり、否定の程度を強調したりするために用いられます。
日本語でいうと、「いかなる~も」「微塵も」「毛程も」「少しの~も」のような意味になります。
「whatsoever」は、肯定文でも否定文でも使うことができますが、否定文での使用が一般的であるため、肯定文での使用は比較的少ないです。
具体的な意味や使い方を以下に示します。
whatsoeverの例文
直前の名詞または動詞を強調するために使用されます。文中で特定の事柄を強調したい場合によく使われます。
- She has no experience whatsoever.
(彼女はいかなる経験も持っていません。)→「経験」という名詞を強調 - I have no interest whatsoever in his story.
(私は彼の話に微塵も興味がありません。)→「興味」という名詞を強調 - He didn’t get upset whatsoever.
(彼は全く動じませんでした。)→「動じる」という動詞を強調 - He approached the exam without any worry whatsoever.
(彼は何の心配もせずに試験に臨んだ。)→「心配」という名詞を強調 - There is no answer whatsoever to that question.
(その質問にはいかなる答えもありません。)→「答え」という名詞を強調 - He never tried to contact me whatsoever.
(彼は一度も少しも私に連絡を取ろうとしませんでした。)→「連絡を取る」という名詞を強調
whatsoeverの類義語
それぞれに微妙なニュアンスの違いがありますが、以下の表現もwhatsoeverと同じような意味を持ちます。
at all
「whatsoever」と同様に、強調や否定の意味を持ちます。
「at all」は「whatsoever」より一般的で日常的な表現です。
- He made no effort at all.
(彼は何の努力もしませんでした。) - I have no interest in that book at all.
(その本は私には全く興味がありません。)
in the least
これも否定的な意味を持つ表現で、「whatsoever」に似た使い方ができます。
「the least」は少なさや最小限を示すことで、否定を強める効果があります。
- She accepted without any question in the least.
(彼女は何の疑問も抱かずに了承した。) - He showed no interest in my opinion in the least.
(彼は私の意見に全く関心を示しませんでした。)
in any way
「どのような方法でも」「何らかの方法でも」という意味で使用され、強調や否定を表現する際に利用されます。
- He made every possible effort in any way.
(彼は何の努力も怠りませんでした。) - Is there any way to contribute to that project?
(その仕事に何らかの貢献をする方法はありませんか?)